(2012年6月から2022年4月)
院長・山﨑健一朗は2012年6月に日本で初めてフェムトセカンドレーザー白内障手術を行いました。
従来の白内障手術では、角膜などの組織を切開する際に金属製のメスを使用していました。しかし、フェムトセカンドレーザー白内障手術では、メスのかわりに光の一種であるレーザーで組織を切るため、基本的にメスを使いません。
白内障の手術では、濁った水晶体を取り除き人工の眼内レンズを移植します。従来の手術では焦点(ピント)が1箇所の距離にしか合わない「単焦点眼内レンズ」を使用していましたが、一定の距離にしか焦点が合わないため、手術後もほとんどの場合は日常生活でメガネを必要とします。しかし近年開発された「多焦点眼内レンズ」は、広範囲の距離に焦点が合うので、メガネを使う頻度を大幅に減らすことができ、より豊かな生活を営むことができるようになります。
従来の多焦点眼内レンズである「2焦点レンズ」は、遠方と近方の2箇所に焦点が合いますが、中間距離には焦点が合いにくい傾向がありました。2019年に新たに認可された「パンオプティクス」は、遠方・近方・中間距離のいずれにも焦点が合う画期的な「3焦点眼内レンズ」です。当院では「パンオプティクス」を早期から積極的に採用しています。当レンズは乱視用もあり、乱視も軽減することができます。
*3焦点眼内レンズ(及び類似のレンズ)はパンオプティクスとファインビジョン、テクニス・シナジーなどの合計
日本眼科学会認定 眼科専門医
2012年6月、日本人医師として初めてレーザー白内障手術を開始。
レーザー白内障手術、多焦点眼内レンズを3000例以上手がける最先端白内障手術のスペシャリスト。
著書「人生が変わる白内障手術」は23000部数を発刊、Amazon書籍総合/目の医学部門でベストセラーとなる。