レーザー白内障手術のメリットとは?

Q:レーザー白内障手術の仕組みについて簡単に教えてください

A:レーザー白内障手術の白内障手術は正式名称を「フェムトセカンドレーザー白内障手術」と言います。
レーザー白内障手術は専用の機器を用いて行います。

レーザー白内障手術機器は、OCTと呼ばれる目の中の構造を細かく解析して画像化する装置と、フェムトセカンドレーザーと言う種類のレーザーを発信する装置を組み合わせています。

レーザー白内障手術では1000分の1ミリ単位と言う細かい精度で手術を行うことができますが、それは考慮中の構造の解析と、1000兆分の1秒という超短時間の単位でレーザーを照射する機器の組み合わせにより可能になった技術です。


Q:レーザー白内障手術のメリットについて簡単に教えてください。

A:レーザー白内障手術のメリットは、その正確性です。通常の眼科医の手によるマニュアルの手術では、眼科医の目で目の中の構造を判断し、眼科医の手で手術を行います。
したがってマニュアルの手術の精度には限界があります。

しかしレーザー白内障手術では、眼科医の目の代わりにOCTによって眼内の構造を精密に測定、画像化し、眼科医の手の代わりに精度の高いレーザーで目の内外の組織を切開します。

このような行程で行うレーザー白内障手術では、マニュアルの手術よりも目の内外の組織の切開を、より正確な位置と形状で行うことができます。

その結果、 レーザー白内障手術ではマニュアルの手術よりも正確な位置に眼内レンズを固定することができます。このことは複数の医学論文が証明しています。(文献1を参照)

また、レーザー白内障手術では事前に水晶体の中央部分を砕くことができます。その結果、超音波入荷吸引術で使用する超音波量をマニュアルの手術よりも減らすことができ、角膜内皮の減少率を低下させることができます。このことも複数の医学論文が証明しています。(文献2を参照)

文献1)J Refract Surg. 2011 Aug;27(8):558-63. Femtosecond laser capsulotomy and manual continuous curvilinear capsulorrhexis parameters and their effects on intraocular lens centration. Kránitz K, Nagy ZZ. et al.
文献2) J Cataract Refract Surg. 2012 Nov;38(11):1888-94. Effect of femtosecond laser fragmentation of the nucleus with different softening grid sizes on effective phaco time in cataract surgery. Ina Conrad-Hengerer, Burkhard Dick, et al.


Q:レーザー白内障手術の流れを教えてください。

A:麻酔については大宮七里眼科では全ての白内障手術を点眼麻酔で行なっていますが、レーザー白内障手術も同様です。

レーザーによる痛みは全くありません。

レーザーの照射時間は症例ごとに設定が異なるためまちまちですが、大宮七里眼科では平均約30秒程度です。

レーザーは目にやわらかいキャップをつけて行います。キャップの先端はやわらかい素材のため、痛みは全くありません。

大宮七里眼科では、レーザーは背中の倒れるイスで行います。完全にフラットにする訳ではないので、腰や首に問題をお持ちの場合でも安全に行うことができます。

レーザーを行った後にイスを少し移動し、超音波入荷吸引術を行って濁った水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入します。大宮七里眼科ではレーザー白内障手術と超音波入荷吸引術を同じ高いレベルの空気清浄装置を持ったクリーンルームの手術室で行いますので、患者様が移動する必要はありません。